【ネタバレあり】「アサルトリリィ」 のアニメ・小説・舞台の比較と気になったところの話 ※アニメ5話時点
※注意
- この記事はアサルトリリィのアニメ・小説・舞台のネタバレを含んでいます。
- また、記事を書いたのは初めてなので至らない点もいろいろあると思います。
- 曖昧な知識・間違った知識もあるかもしれないのでご注意ください。
- 徹夜明けで書いてるのでおかしいところがあるかもしれません。
以上のことがご理解いただける方のみ読んでいただければと思います。
はじめに
お前誰だよという人もいるかもしれないので一応簡単に自己紹介を。
ほーむぱいと言うものです。2019年からちょこちょこ舞台を見にいってます。最近某武士に囚われています。
アサルトリリィはちゃんと現地で見に行ったのは9月のThe Fateful Giftが初めてのまだハマってたかだか二ヶ月ぐらいのにわかです。
ブログ書くのも初めてです。
早速本題へ
アニメ・小説・舞台の異なる点
ストーリー
アニメ・小説・舞台のストーリーはほとんど違う。
特に舞台の方は他のガーデンがたくさん出てくるせいか話がかなり違うように感じる。
2代目アールヴヘイムと壱番隊
百合ヶ丘女学院にかつて「アールヴヘイム(初代 アールヴヘイム)」という伝説的なレギオンが存在していたと言うことは小説、アニメ共に語られている。
小説 「アサルトリリィ アームズ」では、「アールヴヘイム」はとある事件により解散し、1年生の田中 壱をリーダーとするレギオン「壱番隊」が結成され、アールヴヘイムのメンバーはそこに多く所属しており、壱番隊やその事件を巡る話が描かれている。
アニメの場合、「壱番隊」と メンバーは一緒だがキャラ紹介の時の所属レギオンが「アールヴヘイム」となっている。大きな変更点として、「アールヴヘイム」とは百合ヶ丘の最強?レギオンに代々世襲される名前ということになった。「2代目アールヴヘイム=壱番隊」であるが、小説におけるレギオン内の問題はどうやら解決している(元から発生していない)様子であるし、解散のきっかけとなった事件も起こっていないようである。(アニメ3話において甲州撤退戦での多大な被害が初代アールヴヘイム解散の理由の1つであることが語られている。)
また、その事件が起こっていない関係でアニメでは真島 百由と白井 夢結の関係も良好に保たれている。
小説における使用CHARMについて
アニメ・舞台の場合は一柳隊の9人が使うCHARMは一柳 梨璃、二川 二水がグングニルを使うこと以外は、全員別々のCHARMを使っっている。
小説「アサルトリリィ 一柳隊出撃します」ではキャラクターの使用しているCHARMがアニメ・舞台と大きく異なっており、ダインスレイフを使用しているリリィが多い。
おそらくキャラ付けの一貫でCHARMも変わったのだろう。
また、川添 美鈴の使用CHARMも異なっている。
小説では美鈴の使用CHARMはダインスレイフであり、甲州撤退戦での美鈴の死以降そのCHARMを白井 夢結が使っており、物語終盤でそのダインスレイフを夢結は大事に保管し、新たにブリューナクを使う様子が描かれている。
一方、アニメにおいて美鈴はおそらくブリューナクを使っている。このブリューナクは美鈴がヒュージに串刺しにされた際に手を離れて地面に刺さる様子が描かれていた。
舞台においては、「美鈴はCHARMを逆手に持って戦うという独特な戦闘スタイルであった」ということが語られているが、どのようなCHARMを使っていたかは詳細に言われなかった気がする。
キャラクター
おそらくここが最も大きく違う点であり、個人的にいろいろと思うところである。
あまりにも多いため、個人的に書きたい点のみ書くことにする。
略
小説「アサルトリリィ 一柳隊出撃します」→「小説」
小説「アサルトリリィ アームズ」→「小説2」
アニメ「アサルトリリィ BOOQUET」→「アニメ」
舞台「アサルトリリィ The League of Gardens」→「TLG」
舞台「アサルトリリィ The Fateful Gift」→「TFG」
TLGとTFGを合わせて「舞台」
一柳 梨璃
舞台における髪飾りのくだりがアニメ・小説ではない。
そのためアニメの甲州撤退戦における白井夢結はリボンをしていない。
また、アニメにおいて梨璃は謎の「間合いに入る力」を持っている。アニメ1話、2話において梨璃が楓の手を止める際、楓の間合いに気づかれることなく入っていて、楓が驚く様子が描かれている。梨璃にそのような能力があることについて舞台、アニメでは何も語られていない。それが、レアスキル「カリスマ」の能力の一つなのか、サブスキルなのか、純粋な梨璃の能力かは不明である。もしかしたら今後の展開に何か絡んでくるのかもしれない。
「ラムネ」に関して、舞台・小説では飲み物の方を飲んでいるシーンはあるが、アニメでは食べ物の方も好きだという設定が追加された。
白井 夢結
アニメ・舞台・小説の全てにおいて、シュッツエンゲルの契りの結ぶタイミングや、ルナティックトランサーの克服の仕方などが異なる。これを文字起こしするのは大変なので全部見てほしい。個人的にアニメ3話の中でこれを完結させるのは急ぎすぎたのではないかと思う。もっと時間をかけて欲しかったと言うのが個人的な意見である。
舞台>小説>アニメの順で夢結の闇が深い(克服に時間がかかる)と個人的に感じる。
特にTLGでは最終盤でルナティックトランサー克服しギガント級ヒュージを倒した後、シュッツエンゲルの契りを梨璃と結ぶため、アニメ・小説と順序が大きく異なる。
また、 小説では戦闘の度に仲間に損害が出るということで「死神」と揶揄して夢結のことを嫌っている人が一定数いるがアニメではあまりその様子がない。楓さんがそれっぽいことを言うシーンはあったけど。
楓・J・ヌーベル
小説だとダインスレイフを使っている。
また、舞台・小説では梨璃に一目惚れしている様子だが、 アニメでは梨璃に助けられてから好きになっている。
聖メルクリウスインターナショナルスクールって異国感あふれる名前の学校だと思ってたら鎌倉のガーデンでとても驚いた。
二川 二水
小説だと自分からレギオンに入りたいと梨璃に打ち明けた。
それ以外は特に変わってなさそう。
百合ヶ丘の1年生の中で他の追随を許さない知識を持っており、レアスキル「鷹の目」にも覚醒しており、自分で新聞も発刊する行動力の持ち主だが補欠合格という謎を抱えている。
安藤 鶴紗
アニメと舞台・小説で大きくキャラが異なっていると感じる。
アニメでは4話でネコ相手に豹変したり、梨璃のことを面倒に扱いながらも5話では比較的あっさりとレギオンに入っている。強化リリィとしての苦しみや葛藤などがあまりないように感じる。
舞台・小説では強化リリィとしての苦しみ、葛藤で梨璃たち含め他の人との間に壁を作り拒絶しているという点は一緒である。一方、強化リリィになった経緯が舞台と小説で異なる。
舞台では戦闘不能に陥ったところをGEHENAによって回収され、強化を施されたと記憶している。(もしかしたら違うかもしれない)
一方、小説では、鶴紗の父が人類を裏切りヒュージと接触しようとしていたことがバレ 、鶴紗は父の罪の肩代わりとして強化リリィになった。
また、小説ではダインスレイフを使っている。
アニメの鶴紗がこの後どうなるか楽しみである。
吉村・Thi・梅
あんまり違いはない。
喋り方が「〜だゾ」とか「〜だナ」なのはベトナム出身で片言の日本語を話しているということに小説を読んで初めて気づいた。そういう喋り方をする人だと思ってた。
舞台のノインヴェルト戦術の時のセリフが良いが、実質負けヒロインみたいな立ち位置だと個人的に思っている。
郭 神琳
小説ではダインスレイフを使用している。また、小説では鶴紗が苦しんでいることを中等部の時に知り助けようとしたという設定がある。
神琳がレギオンに入る際の違いはあまりないが、小説とアニメで雨嘉とのそのあとの接し方が異なっており、どっちも感動する内容となっている。TFGの雨嘉との最後のシーンは本当に何回見ても感動と興奮で震える。
数少ない一柳隊の良心枠である。
王 雨嘉
舞台・小説・アニメにおいてとても感情移入しやすいキャラクターである。
小説ではグングニルを使っている。
アニメの際にストラップのくだり省かれたのは本当に悲しい。 小説では雨嘉の視点からレギオンに入るまでの様子、葛藤などが描かれているため4話好きな人は小説買って読むべき。
優秀な姉と妹に挟まれ自分に自信が持てず、無口で感情表現が苦手だが実は寂しがり屋というとても共感しやすいキャラクターだと個人的に思う。
舞台の際にCHARMを打つ様子や屈伸運動のような感じで狙いをつけて打つ動きがとても好き。「天の秤目」の時の目の前で手を動かす様子が中二心をくすぐられる。
ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス
声に出して読みたいリリィランキング1位である。2位は郭 神琳である。
また、ヒルデガルドとグロピウスの間の「・v・」がかわいい。
おそらく3重人格のキャラクターであると考察される。
個人的には舞台>>>小説>>>>>アニメぐらいの順でぶっ飛んだキャラである。
アニメの場合は神琳と並び立つまとも枠である。おかしい。口をひらけばまともなことしか言わず、正直物足りない。
小説の際は、楓のことをライバル視しており、いきなり決闘にやってくる。前述の夢結の「死神」という噂を間に受けて、楓を救ってやろうと決闘を仕掛けてくるが、フェイズトランセンデンスを使って壁に大穴を開けて速攻戦闘不能になっている。その後は2行ぐらいであっさりと考えをあらため、楓の口車に乗せられてレギオンに入ることになる。小説2の方で「リリィ」としてではなく「アーセナル」としての様子が濃く描かれており、違った一面を知ることができる。一番最初の行動がぶっ飛んでいただけであり、そのあとは割と普通のキャラである。小説だとグングニルを使っている?。
舞台の際は、その奇怪な言動にしばしば観客の度肝を抜いてくる。楓のことをライバルと思っていることは小説とあまり変わらないが、自分の妄想をさも本当の事かのように言った挙句それが妄想であると指摘されれば「私の頭の中の物語であって、妄想ではない」というとんでもロジックを舞台中に何度か展開してくる。アーセナルのキャラは一癖も二癖もあるという事であろうか。しかし、アニメと比べると比較的話が重い舞台においてミリアムのこうした言動は場が和むというか重い空気を取り去ってくれるため、とても有難い存在である。また、フェイズトランセンデンスを使用する際のライトの演出がとても良い。
川添 美鈴
小説だとヒュージに捕食されたことが明記されている。
アニメでは刺された後に立ち向かうところまで、舞台では刺されるまでが描かれている。
さいごに
ここまで拙い上に長い地獄の文章を読んでいただいた人はおそらくいないと思いますが、もし読んでいただけたならとても嬉しいです。
次もし何か書くことあったら画像とか文章とかもっとこだわりたいです。